Bed box

ベッドの下に置く収納BOXを作ります。
奥行きがあるので取り出しやすいようにキャスター付きのBOX 4つに分割して
設計しました。

正面板、後面板はパイン無垢材を使用。
側板は1X4材を組んで作ります。

側板1X4材を組んで縁の太い額縁の
ようなものを作製。

全部で8枚作ります。

今まではこのような接ぎ方をする際はダボ接ぎをしていましたが、今回は
新兵器の投入です。

バーモントアメリカのビスケットジョイントカッターです。
手持ちのルーターやトリマーに装着して使います。

側板

♯0、♯10、♯20
3種類のビスケットをジョイントする
材の大きさに合わせて使い分けます。

まず、ジョイントする材に墨線を
引きます。
刃の高さをトリマーで調節します。
ビスケットに合わせてインデックスノブを
変えます。(購入したら説明書を読んでください。
ただ、ノブを回して溝を変更するだけです。)

墨線の中央に合わせてジョイントカッターを
いっぱいまで押し込みます。

♯10のビスケットを使ったので10のポイントまで
ジョイントカッターを押し込んだまま移動させます。

Biscuit Joiner System

これだけでビスケットジョイントの溝が彫れます。
接合するもう一つの材も同様に溝を彫ります。

この部材の裏にも同じようにビスケットの溝が彫ってあります。
全部で16枚加工しました。

この部材は60mmしかない為、ジョイントカッターを押し込むと
墨線が見えなくなり、また小さすぎて固定できないため端材で
冶具を作りました。

側板が8枚できました。
ついでに端材の山ができました。

7/18UP!

底板(12mmコンパネ)を差し込む溝を正面、後面、側板にトリマーの直線ビットで
彫ります。
6mmのビットで2回に分けて掘り込み。
深さは5mmです。

正面、後面、側板、底板を組み立てました。
底板は溝にはめ込んだだけ、その他はビス
留めしました。
ビス穴はダボで隠します。

キャスターを4つ取り付けました。
収納箱1個、組み立て終了!

後はトリマーで角を整えて、
塗装、取っ手の取り付けなどを
する予定です。

収納4つ、組み立て完了です。

底板のコンパネの2枚が反ってしまい組み立てに苦労して
しまいました。片方を差し込むともう片方が外れてしまいます。

作製したばかりの自作クランプやハタガネで挟み込みながら
なんとか組み立てました。

ハートの切り抜きをしてみました。

ボール紙でハートの型紙を作り4つの箱に
墨線をひきます。

12mmのドリルで穴をあけ、ジグソーで墨線
に沿って切り抜きます。
トリマーで面取りし、内側は紙やすりを丸棒に
巻いて研磨しました。

WATCOオイルのミディアムウォールナットで塗装。
表面のみ2回塗り、その他は1回塗りです。
内側は無塗装のままです。(塗料がなくなりました)

白い瀬戸物の取っ手をつけて完成です。

180番、240番の紙やすりで全体を研磨し、表面を整えた後、

ベッドに収めてみました。
味気なかったベッドがカントリーっぽくなって良い感じです。
ハートの切り抜きは正解だったようです。

キャスターをつけたので楽に
引き出せます。
サイズもほぼぴったりでした。


裏にもう一つ同じ大きさの収納
ボックスが隠れています。
全部で4つの収納。
かなり収納力はありますよ。

July.18.2004

ベッド本体はSPFで作ってあり
ますが、パインの収納を入れたら
全体がパインで作ったように見える
ので得をした気分です。

ベッド&ベッド収納完成です!
ビスケットを間に入れ木工ボンドで接着します。
しっかりとハタガネやクランプで締め付けます。
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