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 JIGS 自作ジグ
角度付きリップカットジグ
 使い方
角度を付けてリップカットをする際に使用するジグです。
ジグを任意の角度に蝶ナットで固定し、板をストッパーにあてます。
そのままの状態で
リップフェンスに沿わせてジグごと前に送ると角度付きでリップカットできます。
カットした板は、このように角度がつきます。
角度は、三角勾配定規をテーブルソーのフェンスに合わせジグ左の角度バーのガイドラインに合うように角度バーを開き、合わせます。


ガイドバーの外側面と直角にガイドラインが引いてあります。
 作り方
構造

2x4材の半割を手押しカンナと自動カンナで真っ直ぐにして使いました。
この2本のバーを蝶番で繋ぎます。

4mmのシナベニアで角度固定プレートを作り、片側にネジ留めし、片側は鬼目ナットと蝶ナットで締め付けられるようにします。

ストッパー用の木っ端をつければ完成です。
2x4材の半割りの上を蝶番でつなぎます。
2x4材の長さは800mmで作りましたが、特に指定はありません。
私の場合は、大型の家具を作ることが多いので長くしてあります。
各々のバーに鬼目ナットを埋め込みます。
AM6x13の鬼目ナットを使いました。
(穴の指定は、8.6〜9mmです。)

ドリルで9mmにあけた穴に玄翁で鬼目ナットを打ち込みます。

角度バーの下にストッパーを取り付けます。
(下にあいてる穴は、下過ぎたのでやり直したためにあいた失敗穴です。)
4mmのシナベニアで角度固定プレートを作ります。
プレートの切り込みは、両端にドリルで6mmの穴を開けて置き、その間をジグソーで切りました。
切り込みの長さは250mmにしましたが、長いほど大きな角度がつけられます。
右のバーと角度固定プレートをワッシャーを入れたボルトで鬼目ナットに固定します。

左の角度バーとプレートは、ワッシャーと蝶ボルトで鬼目ナットに締付けます。
椅子の背もたれなどで角度をつけたい時に便利です。



Delta自動カンナ22-580JP
22−560JPから買い替えました。DELTA 2台目です。

手カンナの技術がないのでこれがないと木工ができません。



ドライバードリル
シナベニア 角度固定プレートの長い切り込みは最初と最後にドリルで穴を空け、ジグソーで切れば簡単です。


ドリルスタンド
正確な穴あけができます。
手軽なので便利です。
ボール盤も持っていますが、ほとんどこのドリルスタンドを使っています。

三角勾配定規
→その他の勾配定規
30cmの一番大きいのを
使っています。
本来は屋根勾配を
測るためのものですが、
マイターフェンスの
角度調節に便利です。
目盛りが3つに分かれて
おり、勾配、斜面比、角度が
測定できます。