卓上手押しカンナ盤
2004.July.19.
最大削り幅・・・156mm
テーブルサイズ・・・157x762mm
無段変速つき削りスピード 6000〜11000回転/分
モーター・・・家庭用100V50/60Hz 11A
ガイドフェンス0〜45度まで傾斜可
重量・・・18.8Kg
ネットでの注文から5日で到着。
2階のお部屋工房に運んで、早速開封しました。
ガイドフェンスやカッターヘッド安全カバーなどを組み立てます。
マニュアルに従ってやれば簡単です。
ガイドフェンスを0度に調整して、ブレードの高さをみました。
調整しなくても大丈夫なようです。
ポンデロッサパインの端材を削ってみます。
あまり綺麗な材ではなかったので端材にまわした板です。
写真でも凸凹なのわかります?
まずは、ガイドフェンスに立てて横面(木端面)を削ってみました。
削深さ0.3mmにブレードを調節して、ガイドフェンスに沿わせて
進めていきます。
軽く押してやるだけで綺麗にカンナ掛けできました。
直角もみごとクリアです。
スイッチを入れて始動。音はモーター音で電気カンナと同じくらいです。
思っていたよりずっと静かでした。
BeFore
After
120mmのパインの端材の平面出しをしてみました。
削切深さは同じく0.3mmです。
削る板を前定盤に置き、付属の送りブロックで押さえて
ガイドフェンスに沿わせながら後定盤側に送ります。
ここで失敗。
送りブロックを板の真ん中くらいで押さえてブレードの上を
そのまま通過させ後定盤まで押さえ続けたため、板の前
だけ削れて、板の後が浮いてしまったため板の前だけ削
れて後が削れない(右図のA)状態になってしまいました。
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後定盤
ブレード
A・前だけ削れて後が削れませんでした。
B・構造
構造を調べてやっとわかりました。
電気カンナと同じです。
切削深を調整すると前定盤が下がって、下がった分だけ板が
削れる仕組みです。
ですから、送りブロックで抑えるのは前定盤を基準にしなければ
いけません。
板が進んだからといって私のように送りブロックをそのままのせて
後定盤上で抑えつけてはいけませんよ。
あくまで前定盤上で押さえて下さい。
こんな失敗は私くらいですね(笑)
長い板を加工する際には補助の送りブロックなどでサポートします。
ちなみに送りブロックは2つ付属されていました。
原因もわかって削り直しです。
今度は大丈夫!きれいに平らになりました。
これでカネ(直角)出し、基準面(平面)出しもできます。
手作り家具の精度アップする・・・・かな?