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卓上自動カンナ盤

手押しカンナ盤とセットで使い、板の厚みを揃え、板の
平面を出す時に使います。
もちろん板の表面を削ってきれいにできます。

DELTA 22−560

最大削り幅・・・317mm
最大削り厚・・・152mm
最小削り厚・・・3mm
テーブルサイズ・・・317x600mm
モーター・・・家庭用100V50/60Hz 16A

重量・・・32Kg

2004.July.19
2004.July.27 UP!

メーカー直送の為、手押しカンナと同じ日に4時間遅れで到着しました。
ネット注文から5日目です。
32kgと重いため2階のお部屋工房まで運ぶのに苦労しましたが、組み立て
はとても簡単でした。

カッターヘッド・ロックハンドルとカッターヘッド昇降ハンドルをボルトで取り付
けるだけです。
細かい調節などはいりませんでした。

カッターヘッド・ロックハンドル

カッターヘッド昇降ハンドル

早速テストしてみました。

カッターヘッド・ロックハンドルを緩めて、カッター
ヘッド昇降ハンドルを回してヘッドブロックを上下
させ、削る板の厚さに目盛りを合わせます。
削る深さではなく、出来上がりの板の厚みに合わ
せます。
ヘッド・ロックハンドルをロックします。

恐る恐る&期待感でスイッチを入れてみました。
モーター音です。テーブルソーよりは小さく、ちょっ
と安心。

いよいよ板を削ってみます。
手押しカンナで基準面を出した無垢のパイン材と
1x4材2枚を削ります。

3枚とも最初は19mmでしたが、手押しカンナで失敗し、何度も削り直し
たのでパインは16mm強、1x4の1枚は17mm、1x4のもう1枚は18mm
と厚さがバラバラです。

目盛りを16mmに合わせてスタートです。
手押しカンナで出した基準面を下にして、写真手前のテーブルに載せ、送
り込みます。
少し送り込めば後は自動で板は送られます。
板の上側が削られ、反対側から綺麗になって出てきます。切り屑も大量に
噴出します。



厚みがバラバラだった板が3枚とも16mmになりました。
表面もプレーナー掛けされてきれいです。

今回は最大2mmまで削りましたが、この段階では鼻落ちは
全くありません。
同じ機種を使っている方のレポを見ると全く鼻落ちが無い時と
鼻落ちする時があるということですが、木材のせいなのか、長さ
せいなのか原因はわかっていないとのことです。
しかし、比較的鼻落ちが発生しにくい機種のようです。

2x4材を35mm厚に削ります。手押しカンナで削ってあるので
37mmになっています。
2x4材の長さは790mm、これを5枚プレーナー掛けします。
3枚並べて一度に通します。
板が長いので端材を置いて板受けにしました。
ちゃんとした補助テーブルをつくらなくては、でも今日のところは
取り合えずこれで我慢しましょう。

あらっ不思議。
3枚入れたはずの板が2枚に!
すみません。写真がこれしかないので。
こちらは先に削った2枚が出てきたところです。
2x4材2本、それもまだ途中で400mmくらいを2mm削っただけで
切り屑がこんなに出ます。
板の出口と同じところから板に乗るように切り屑がでるので集塵がし
にくいです。
上から集塵するしかないかな?
只今思案中です。