これは、かなり難しい家具でした。
左は、引出し付きのキャビネット、右は可動棚のシェルフと2つの家具を合体させたようなラックです。
こういうのは、結構苦労します。
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インセットの引出しの取っ手には、シェル型のプルをつけてみました。
そして側面には、3連フックです。 |
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シェル型のプルは、金ぴかです。
ちょっと豪華な感じ。 |
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右は、可動棚を取るとすっきり何もありません。
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スライドレールの取り付け方 |
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ここから、いきなりですが、以前作った学習机のワゴンの製作過程で割愛したスライドレールの取付け方法をご紹介します。
今回、同じものを作る機会に恵まれました。
→以前のワゴンの製作過程へ |
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引出しの側面に取付けるタイプのスライドレールです。
2段スライドで400mm。
これは、スライドレールから引出しを抜き差しする際、真っ直ぐに引き出せるタイプで、引出の側面の高さを低くしたりする必要がありません。
まずは、スペーサー用の端材を用意します。幅が一定になるようテーブルソーで端材を加工しました。
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高さは任意ですが、今回は6cmに。
レールそのままをスペーサーの上に載せます。
引出しの端から飛び出さないように前を合わせます。
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引出し側のレールは少し下がるようになります。
スライドレールによって異なりますが。 |
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スライドレールを少しずつ引き出しながら、中のレールをネジ留めしていくと、位置がずれる危険性が減ります。
ネジを留める際は、 六角軸ヒンジドリルで下穴をあけるとネジ穴のセンターにネジを打つことができます。
レールや兆番などがズレルのは、大抵ネジが曲がって入り、ズレるのが原因なのでこれで下穴をあけると、そういう心配がありません。 |
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引出し側のレールがネジ留めできました。
反対側も同じようにスペーサーを使ってレールを留めます。 |
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今度は、家具本体への取付けです。
同じスペーサーを置きますが、その下に3mmのべニアを入れています。
ちなみに引き出しは、下3mm、上2mm隙間が空くように設定してあります。
先端は端に合わせます。 |
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2段目のレールを移動させながら、動かないように1本ずつネジ留めしていきます。
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引出しを入れます。
スムーズに動きました。 |
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引出しを閉めたところです。
この前に引出しの前板を取り付けます。
引出しの大きさは、スライドレールの説明書の支持に従って小さく作ります。
スライドレールの取付け完了です! |
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本格的に木工をやろうという方におすすめのシリーズです。 |