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イモ接ぎ(芋接ぎ) |
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ボンドのみで貼り合わせる最も簡単な方法です。
強度を持たせたいときには、釘やビスで補強します。
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雇ザネ接ぎ(雇実接ぎ) |
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両方の板に溝を掘り、そこにサネと呼ばれる薄い板を入れて貼り合わせる方法です。
横溝ビットを使います。 |
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本ザネ接ぎ(本実接ぎ) |
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凸と凹を組み合わせて接合します。

横溝ビットを使っています。(yahoo)
凹凸面トリマ用ビット(ライト精機)を使ってもできます。 |
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レール&スタイルビット |
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扉を作る時に使うレール&スタイルビットを使って作った凸凹を貼り合わせます。

ルータービット(yahoo)
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ビスケットジョイント |
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ビスケットジョイントカッターで掘った溝にブナの圧縮材で作ったビスケットを差し込んで接合します。
簡単で非常に強力なので一番オススメです。
貼り合わせ板を合わせて置き、ビスケットを入れる所に目印の線を引き、そこに合わせてビスケットジョインターを押せば、ビスケット穴があきます。
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ビスケットにボンドを塗り、片側の板に差し込みます。
もう片方の板の溝にボンドを流し込み、接合面全体にもボンドを塗ります。
画像のボンドは、タイトボンドV(Barn木工ショップ) |
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バークランプで圧着します。
はみ出したボンドを濡れ雑巾などで拭きとれば幅広板の完成です。 |
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●板を接ぎ合せる際に表裏をどういう組み合わせで並べたら良いか?
これは、木工家によって主張が違います。
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日本の木工雑誌では表、裏、表のように交互にするのが、最良としていたものが多いように思います。
木は、表側に反るので、波打つように反り、全体として反りが少ないと言う理由でしょう。
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また、全て裏が正しいと主張する方もおります。
これだと真中が膨らんだこの字型になり、家具としては使いやすいと言う意見です。
このほかにも全部表という主張もあって、はっきりしません。
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私もかつては、持っていた木工本に従って、表、裏、表にしておりましたが、現在では表裏をあまり気にせず、板面の美しい方を優先して並べています。 |
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