制作過程 |
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いつものようにビスケットジョイントで幅広の板を作りましたが、今回は省略。
組み立ての下作業からの紹介になります。
トリマーの直線ジグを使って切り欠きを入れています。
底板に中央の縦板をはめる溝を掘っています。
直線ジグは、シナベニアにアルミの角アングルをボンドで貼っただけの簡単なものですが、墨線通りに掘れるのでとても重宝します。
板側面の凸凹を削ったり、直角を出すのにも使用することがあります。
ぴったりはまって一安心というところです。
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使用した主な工具
↓★手押しカンナ・自動カンナを見る
平面を作るのには自動カンナを
使います。
私の場合は、基準面も自動カンナで
出します。

デルタ電動工具 2スピード仕上自動かんな盤22-580JP
この前のモデルを使っています。
ヘッドロック機構付き

トリマーのページ
面取りだけでなく直角を出すのに
使用することもできます。
ストレートビット

口径6mm
6x12ビットを使用しました。
 ジグソー各種
BOSHの古いのを使ってますが、
そろそろ買い換えたいです。

このデスクではじめて使用
しました。
B&Dベルトサンダー
クランプ各種
蝶番各種
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A |
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トリマーの平行ガイドを使って、背板をはめる溝を掘っていきます。
背板は15mmのポンデロッサパインを使いますが、ビットが12mmのため平行ガイドをずらして、15mm幅の溝を作りました。
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背板と同じ15mmパインをはめるとこんな感じです。
同じ溝を側板2枚、中央板の表裏、天板に掘っておきます。 |
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B |
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扉を作っています。
すべてが直角になるように注意して、ボンドで接着し、あとからビスを打ち込んで補強します。 |
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ガラスをはめるための溝を掘ります。
今回は5mmの厚いガラスをチョイスしたので、ガラスを留めるための桟の分を合わせて11mm掘り込んでいます。
トリマーで掘ると角が丸くなってしまうので、ノミで直角にします。 |
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C |
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今回は外付け蝶番ではないので、蝶番をはめこむところを蝶番用ジグで掘っています。
ノミで掘るよりきれいに仕上がります。
角だけノミで削れば、OKです。 |
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D |
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いよいよ、組み立て開始。
引き出し部分を組み立てていますが、きっちり直角がでているか確認してから接合します。
ここは引き出しが入るところなので念入りに!
引き出しが載るレールは、軽く動くようにわずかに角度をつけてあります。 |
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大体組みあがってきました。
後は天板を面取りして、すでに作ってある引き出しと背板をはめれば完成とほっとしたところでトラブル発生。
天板を持ち上げようとした時、腰をグキッと!
その後3日間、前かがみになれず、木工もペースダウン。
5日目くらいにやっと復調しました。
ぎっくり腰です。やっぱ歳かな〜^^:
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E |
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ホワイト塗装して、ガラスや取っ手を付けて完成です。 |
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クリスタルの取っ手にあわせて、蝶番からガラス留めの桟を抑える釘まで全部金色で統一しました。
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ワイドデスクとデザインを揃えたので足の切り込みも上品にしてみました。 |
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5mmのガラスは、素人では切れないのでガラスやさんにお願いしました。
上の方にはめるガラスなら3mmで十分だそうですが、今回のように下のほうにつける場合は、5mmを使ったほうが良いそうです。 |
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ガラス扉を開けるとこんな感じです。
ビデオとDVDが収まる棚のは、配線用の穴が開いてます。
マグネットキャッチも白でこだわってみました。
底板は、前の飾り桟より3mmほど上げて見栄えを良くしました。
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最後に裏側は、こんな感じです。
丈夫そうでしょ〜。
その分、物凄く重いですよ。 |
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今回は、引き出しあり ガラス扉あり おまけに腰痛のハプニングと結構大変でしたが、出来上がってみれば一層思い入れの深い作品になりました。
最近のテレビは、大画面薄型になりそれに伴いテレビ台も変わってきました。このテレビキャビネットも奥行き460mmと通常の家具と大差ないサイズになっています。
生活様式の変化や電化製品の進歩で家具にも変化が要求されている時代なのだな〜と痛切に感じる今日この頃です。 |
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この家具の購入はこちらから→カントリー家具工房Barn |
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